SO FAR

フリーランスに転身して以来、かつての私が知りたかった知識や欲しかった経験を1人でも多くの人たちに届けたいという想いから、講演会・個別相談などのご依頼をお受けしてきました。

cotobatoco life design
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講演会・セミナー

保育者や児童発達支援事業所などの、子どもの集団生活をサポートする先生方に講演会を行いました。発達凸凹キッズの集団あるあると効果的な対応、言葉やコミュニケーションが気になる子への保育・療育など、”明日から現場で使えることを提供する”をモットーにお話しさせて頂いています。

発達凸凹キッズの保育

内容

K市での講演会

  • 発達凸凹キッズとは
  • よくありがちな発達凸凹キッズへの”おしい”対応
  • 幼児期のサポートが何につながっていくのか
  • お困りの事例検討
  • 質疑応答

などについて、お話ししました。

感想

  • 何かのせいにする、接し方が悪いなどといった否定的な視点が全くなく、とても素直で建設的に、それぞれの子にとってどの様な支援が必要か、どのように同じ見方で共感できるのかを学べました。ありがとうございました。
  • 基本的に集中してあそぶ子どもには、横から手をださない事にしていますが、これもまた一人一人の子どもの姿にあわせて変えていく必要があるのだと学びました。その時々で迷った時、今日学んだお話しを立ちかえりたいと思います。また、マイナスの強化ではないプラスの強化となるように、誉めたり喜んだり楽しんだりを子どもと共有し、保育をつなげたいです。

言葉と口の発達

内容

A保育園での講演会

  • 口の発達と、その他の発達の関連性を講演
  • よくある「食べさせ方の誤解」について講演
  • 食事の姿が気になる子の映像を見て、参加者で見立てをディスカッション
  • 質疑応答

などを実施しました。

「食事の課題=口の発達だけをチェック」と独立して考えると、本当の課題の解消には至りにくいことがあります。全体の発達との関連性、家庭生活との関連性、子どもの性格との関連性などもふまえて、食事について考え直せる機会を提供したいと思っています。

感想

  • 咀嚼が苦手な子には、硬いものを食べて練習した方が良いと思っていたのが、全く逆で、その子にあった離乳食を食べさせたり、一口の大きさ、食べさせ方を調整した方が良いなど、具体的に教えてもらえて良かった。もっと早く知っていたらと感じた。とても学びのある講習でした。
  • 先生の講義で、食事の提供は、体や口の発達に合わせていくことが、より大切なことなんだと感じました。口の発達がゆっくりとは、手先の運動からも影響を受けていること、食形態と発達のミスマッチから丸のみにつながっていることも、勉強になりました。食事懇談会で保護者からの悩みで、丸のみをしてしまうという悩みも聞くので、先生の講義で学んだことを活かせたらと思います。とてもわかりやすく丁寧な講義をありがとうございました。

大学生キャリア

内容

A大学でのキャリア講演会

言語聴覚士養成大学にて、言語聴覚士をめざす学生の方々に、「フリーランス言語聴覚士としての働き方」の講演をしました。フリーランスを増やすことが目的ではなく、学生の方にとって、多様な働き方を知る機会、STとしてどう働きたいかを考える機会になればと思っています。

感想

  • 言語聴覚士の資格を取得したら医療機関や施設に就職し、そのまま働くというビジョンしか持っていなかったので、フリーランスという働き方自体に驚きました。
    私は、1つの組織に長く属す事がどちらかというと苦手なタイプなので、病院などで経験を積んだ後にそのような道に進むこともできるのだという選択肢が増えて、少し荷がおりました。今の先生の働き方は、元来のフットワークの良さもあるとは思いますが、国家資格を所持していることでいつでも働けるという後ろ盾があることが大きいのではないかと思い、より言語聴覚士という職に魅力的に感じました。
  • 回り道をしても、自分の性格や望む生き方に合った環境を見つけることが大切である、というお話が印象に残りました。私はSTになることは目標としてありますが、STになった後自分が1人の人間としてどのように生きたら後悔がないのか、正直よく分かりません。今一度、自分自身と向き合い、生き方について考えたいと思いました。

フリーランス言語聴覚士育成

内容

自主開催セミナー

  • フリーランス言語聴覚士とは
  • 開業分野のおすすめ
  • 仕事のつくりかたと変遷
  • 医療系フリーランス金銭事情

などをお話ししています。

現役言語聴覚士のかたでフリーランスに興味がある方から、「働き方を教えて欲しい!」との問い合わせが多く、セミナーとしてまとめてお伝えする形に至りました。個人的なディープなお話しも交えるため、顔が見える形で、1回3人までの少人数制で実施しています。これまでに40名以上の方にご参加いただきました。

感想

  • この度は本当にありがとうございました。終了後に頂いた資料も非常に具体的で「こんなに丁寧に教えて頂いていいものか…」と、感動しました。ご講義を拝聴して、フリーランスについてのモヤモヤがパーッ!と晴れました。自分の今後の進み方を再考できそうです。三輪先生と巡りあえて良かったです!! 私も自分らしく楽しんで頑張ります!!
  • 待ちに待って、ようやく受講することができました。 充実した講義の内容と、後で送られてきた貴重な資料。 先生、価格設定安すぎますよ!でも、ありがたいです。と思いました。 三輪さんのお話を聞いて理解し、自分の活動とつなげたりで、頭が忙しいです。他の参加者さんとの同窓会もあれば嬉しいです。

SV(スーパーバイズ)

児童発達支援事業所や放課後等デイサービス向けにSV(スーパーバイズ)を行いました。個別言語プログラムを実施したい施設、先生方の子どもの理解を深めたい施設、新人言語聴覚士の教育先を探している施設など、エネルギーある素敵な施設・先生方とお仕事をさせてもらっています。

保育園ケース相談

内容

N保育園でのケース相談

  • 園がサポート方法が悩ましいお子さまをピックアップ
  • 担任や担任以外の先生からみた、お子さまの見立てをシェア
  • 三輪から「お子さまの発達の段階」と「行動の背景」を解説・講義
  • 質疑応答

などを実施しました。

ケース相談では、解説や講義の時間だけでなく、先生たちが日頃思っていることを発散したり、皆で子どもの姿を考える時間も大切にしています。先生たちが、「子どもは愛おしいな」「明日からも保育をがんばろう」と晴れやかな気持ちになれるような場作りを、心がけています。

感想

  • Aちゃん、Bくんを細かく読み解いていただいた事で、2人の現状とこれからの成長を知ることが出来て良かったです。 どう働きかけ、声掛けをしたら分かるかな?どんなことをすると彼らの世界がもっと 広がっていくんだろう?と漠然とした疑問が日々ありましたが、今の発達に合った関わり方をしていく術を教えてもらった事で、糸口が見え、安心しました。 課題はありますが、希望を持って試行錯誤してみます。
  • 研修を聞いた後、Bくんを見ていると、今までつるつるした葉っぱを口で確かめていたものが、最近では手で確かめ、ちぎって元の葉の位置に戻すように変化していたことに、改めて気づきました。つるつるしたイスの座面を楽し み、爪を立てシュシュシュシュなる音も楽しんでいました。 子どもの成長の姿を言葉にしていくことで、沢山見えてくるんだなと改めて勉強になりました。 今後も、子どもたちのより心地よい生活になるよう に、サポートお願いします。

放課後等デイ・スタッフ育成

内容

R放課後等デイサービスでのスタッフ育成

  • 発達の見立て方の研修
  • 簡易な評価バッテリーで、通所児の評価を行う
  • 個別支援計画を作成
  • 計画を実行し、再評価を行う
  • 研修を通して学んだことの発表会を行う

などを、実施しました。

三輪はあくまで見守る立場で、先生方が、子どもの見立て方を掴んでいけるよう、サポートしています。先生たち自身で、評価・計画・実行・再評価をおこなって頂きます。

感想

  • 新入職で入り、何も軸がない状態で日々の業務をしていましたが、研修をうけて自分のなかに1本軸ができたことが、良かったと思います。でも、子どもの発達をみることは簡単ではないとも感じています。軸はまだまだ不安定なので、これからも評価をして計画を立てていくことを、練習していかなければと思いました。
  • 大人が提案した活動に対して、全然楽しそうにしておらず、やらされている子どもの姿をみて、ずっと疑問に思っていました。今回の研修で、発達や発達にあった遊び方があることを知り、感じていた疑問はやはり間違っていなかったと思いました。今後は、活動をえらぶ時の裏付けを、他のスタッフにも共有していきたいと思いました。

児童発達支援・個別療育サポート

内容

K児童発達支援事業所の療育サポート

  • 三輪が、お子さまの言語・発達評価を行う
  • 評価結果をもとに、特別支援計画書を作成
  • お子さまにあった療育教材を選定する
  • 親子で毎週来所してもらい、療育担当の先生と個別言語療育をおこなう(その間、三輪はオンラインで同時中継をし、サポートする)
  • 三輪から、親御さんへの療育内容や経過のフィードバックを行う

三輪が評価・計画を行い、実行(個別療育)は療育担当の先生と三輪と2人でおこなっています。2年間で、先生たちは、三輪がいなくても個別療育が展開できるようになりました。

感想

三輪さんはいつも子どもたちの成長を願い、常に学びを深めておられます。個別療育のたびに実施する保護者の方との面談では、親視点では気づきにくいお子さまの成長を伝え、適切なアドバイスをされるので、とても信頼が厚いです。やさしい雰囲気と相まって、大人も子どもも癒やされます。

個別相談

言葉の発達がゆっくり、かんしゃくが多い、発音が幼い、食事で気になることがある、吃音など、お子さまの発達で気になることがある保護者のかたへ、個別相談を実施しました。お子さま一人一人の彩りに目をむけること、言葉だけでなく全般的な発達からみることにこだわっています。

ご相談

内容

Yさん親子の個別相談

  • 離乳食が全然すすまない
  • 入園先にはどう伝えていけば良いか

アドバイス

  • 〇〇くんは、嫌な感覚に対して警戒心がしっかりあり、嫌だったことをよく覚えています。「無理やり食べされられて嫌だった」ということが、後々に食事の拒否を長引かせることもあります。そこで、食べ物を混ぜ込むなど、子ども騙しな行動はできるだけ控えてもらいましょう。新しい扉が開くこともあるので、大人からいろいろな食べ物を勧めて興味を広げていくことは大切ですが、「無理には食べさせない」を基本姿勢にしたいです。
  • 少しでも興味を持った食材があれば、園とご家庭で共有をしていきたいです。大丈夫と思える食材の傾向を知り、大丈夫な感覚を探して、そこから食事をすすめていきたいです。など

感想

走り書きメモをしておりましたが、きれいにまとまった資料もくださっていて非常にありがたいです!離乳食のことを中心に、ずっと不安いっぱいでモヤモヤしておりましたが、もも先生に〇〇のこと見て頂けて本当によかったです!〇〇自身のこと、離乳食のこと、的確でとっても分かりやすく教えて頂く中で、そういえば!と頷くことが沢山あり、今日は頭の中が本当にスッキリしました。離乳食のことも、今後の水分摂取や歯磨きサポートのことも方向性が分かり、とてもほっとしました。もも先生にご相談できて、本当によかったです。心より感謝致します!

寄稿記事

社会に貢献する素晴らしい活動をしている言語聴覚士の先輩方にインタビューし、書いた記事を寄稿しています。自分が感銘をうけたものを、世の中にとって大切だと感じたことを、文字という形を通してお伝えしていく仕事は、細々とでも続けていきたいと思っていることの1つです。
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